ナミビアインフォメーション
青は青空、大西洋、赤は独立時に流された血、緑は豊かな森林、農業、白は平和と統一
太陽は生命と活力、独立の喜び、豊かな鉱物資源を表す。
<基本情報>
<観光名所と評価>
A絶対行くべし
Bお薦めする
Cどちらでもない
Dあまりお薦めしない
E行くべきじゃない
名所 | コメント | 評価 |
ウィントフック | ナミビアのほぼ中央に位置し、標高1650mの高地にある首都。ナミビアの旅の基点になる。人口は、約16万人(1994年)。地名は、先住民ナマ族の言葉で、‘煙の場所‘ を意味するともいわれるが、実際には、今の町に司令部を おいた隊長が、幼少時代を過ごした南アフリカのケープ地方の町‘Winterhoek‘に由来している。 |
C |
セスリエムキャンプ場 | ウィントフックから330km、スワコプムントから350kmに位置するキャンプ場。日の出の1時間前にしかオープンしないゲートの横に位置し、Dune45、デッドフライ、ソーサスフライの基点となる。Dune45やソーサスフライの日の出を見るならこのキャンプ場に泊まらないと難しい。 キャンプ場の中は、トイレ、シャワーがある。またプール、プールバーもあるが、リゾートホテルとは対極にある。アカシアの木の周りにテントを張り夜は、満天の星空の下で食事をする。 |
C |
ソーサスフライ | 世界一高い砂丘(高さ325m)。ナミビアを代表する砂丘で、絵ハガキや観光用ポスターでよく見られる。実際、行ってみると(正確にはこの近くまでだが)、この辺りは、300m級の砂丘が、延々と連なり、その大自然のスケールに圧倒される。また、最後の5kmは、すごいオフロードで4WDでないと移動できないので注意。 | A |
Dune45 | 高さ150m、セスリエムキャンプ場からソーサスフライへ行く途中にあるアプリコット色の砂漠。日の出の景色が有名で、世界一美しい砂丘である。 | A |
デッドフライ | A | |
セスリエムキャニオン | セスリエムキャンプ場から車ですぐの所にある峡谷。 谷底に下りるまでは、あまり期待していなかったが、実際下りてみると、グランドキャニオンとは言わないまでも意外に驚かされる。また、上に登り、そこから見る夕日は、絶景で心を奪われる。 |
B〜C |
ブルッツコップ | 夕日で血のように赤く染まるという岩山のある自然のキャンプ場。岩山の頂上には、金鯱岩がある。この山頂からの朝日はなかなか美しい。また夜は、天然のプラネタリウムで、岩に寝転んで今にも下にこぼれ落ちそうな満天の星空を堪能できる。 シャワーがないので注意。 |
B |
ウェルウィチャ | 和名は奇想天外。海から立ち昇る霧の水分で、長いものだと2000年も生き続けるという生きた化石。 見た目には、何枚もの葉があるように見えるが、実際には 2枚の葉からなる。また、雄株、雌株があり、すぐに見分けられる。この植物には、スワコプムントから約20km内陸に入った所を基点に約140km続くドライブコースの途中で 遭遇することができる。実際は、道路脇に生息していて、車から降りてあっけなく会うことになる。また、このドライブコースでは、月面大地や、ここにしか育たない地衣類や 乾燥に耐えうる珍しい植物が生息している。歴史的にも 第一次世界大戦の残骸が見られ興味深いエリアである。 |
C |
スワコプムント | ナミビア第2の都市だが、ドイツの田舎を思わせる小さな町。実際、ドイツ語を話す人が多く、町には1900年代初頭のドイツ統治時代の建物が多く残っている。 また、ナミビアの中で、人気のあるビーチリゾートで、夏には、地元ナミビア人が、避暑地と訪れることが多い。 実際、1月に行った時は、ビーチリゾートといった感じでは なく、あまり特徴のない小さな町だった。 |
C |
ケープクロス | スワコプムントの北約120km。ヨーロッパ人が始めてナミビアに到着した海岸で、石の十字架(クロス)が建っている。ここには、約10万頭のケープアザラシが生息している。 実際行ってみると、そのアザラシの数に圧倒される。また その臭いに臭殺される。 |
B |
スピッツコップ | ナミビアのマッターホルンと呼ばれる。その麓の岩には、サン族の絵が描かれている。 | C |
月面大地 | 約4億6000万年前に、スワコプ川の水が、表面の軟らかい土を押し流して形造られた月面を思わせる風景が、広がっている。灰色のグランドキャニオンといった感じ。ツアーでは、そんなに長くは、滞在しないので、このような荒廃した大地に興味のある人は自分でレンタカーを借りて行くべき。 | B〜C |
ワルビスベイ | スワコプムントの南30kmの町。町の南には製塩所があり、南西方向の海岸には何万羽ものフラミンゴが生息している。また、東へ数km行くと、Dune7という大きな砂丘がある。実際訪れた時は、フラミンゴの群れは、遥か遠くにしか見れず、町も祝日のためか、お店も閉まっていて、あまり特徴のない町だった。 | C |
エトーシャ国立公園 | 東西300km、南北110km、総面積22270kuの広さを誇るアフリカ屈指の国立公園。公園内には、114種類の動物が生息している。ベストシーズンは、日中でも比較的涼しく、野生動物が水場に集まりやすい乾季の5月〜9月とのこと。 | |
フィッシュリバーキャニオン | グランドキャニオンに次ぐ、世界第二位の大峡谷。 最大幅27km、深さ550m、距離160km。 |
<ナミブ砂漠(Dune45、ソーサスフライ)の朝日を見るには>
Dune45、ソーサスフライへ行くには、2つのゲートを通る必要がある。
第一ゲートは、日の出とともに開き、日没とともに閉まる。
第二ゲートは、日の出の1時間前に開き、日没の1時間後に閉まる。
セスリエムキャンプ場は、第一ゲートと第二ゲートの間に在り、一番近いロッジは第一ゲートの外に
在る。また、ソーサスフライは、第二ゲートから車で1時間のところに在る。
よって、ソーサスフライの日の出を見るためには、セスリエムキャンプ場に宿泊し、夜明け前から第2
ゲートの前で、ゲートが開くのを待つ必要がある。
Dune45の日の出を見る場合も、一番近いロッジに宿泊しても第一ゲートが、日の出とともにしか
開かないので、やはり、キャンプ場に宿泊する必要がある。
<ナミビアの動物>
今回は、エトーシャ国立公園には、行けなかったが、ウィントフックからセスリエムキャンプ場、キャン
プ場からスワコプムントへ移動する際、以外にも以下の、いろいろな野生動物に出会った。
スプリングボック、クードゥー、オリックス、イボイノシシ、ダチョウ、キツネ、シマウマ、バブーン
ジャッカル、アザラシ(ケープクロスで)、フラミンゴ(ワルビスベイで)など。
ダチョウやイボイノシシは時に車の前を横切り、スプリングボックやダチョウは飽きる程見られた。
今回は、見られなかったが、時にキリン、運がいいとチーターに遭遇することがあるらしい。
ガイドが、動物を見つけると車を停車し、その説明をしてくれるので、そこそこ英語ができたほうが、
いいかもしれない。また、双眼鏡は持参したほうがよい。車内は、もっと揺れたり、砂埃が凄いのか
と思っていたが、そんなことはなかった。
余談だが、ナミブ砂漠には、他にゾウが800頭、ライオンが120頭生息しているとのこと。
ゾウは、一日800kg食す必要があるが、砂の下の根っこを食したり、一見干上がった川のようでも
実は、地下水が流れてて、そこに生える草を食したり、年に数回なる木の実を食して生きている。
彼らは、こうした食物が、どこに、いつできるか知っている。
ライオンは、サバンナでは、大きな集団で生活しているが、ナミブ砂漠では、4〜10頭の小さな集団
で広い範囲を移動しているらしい。
<ナミビアの月平均気温と降水量>
雨季は12〜3月、乾季は4〜11月