2日目、サン・パウロ
バンデイラス記念像
イグアスの滝(ブラジル側)

世界三大瀑布の一つ。滝幅2700m以上、最大落差80m、11月
〜3月の雨季には、水量がビクトリアの滝の約8倍になる、まさに
世界最大の滝。ブラジル側は、イグアス滝のスケールの大きさを
体感できる。
イグアスとは、先住民グアラニ族の言葉で「大きな水」を意味する。
滝に向かうとすぐにアカハナグマ(アライグマの1種)の群れと会う。
イグアスの滝の周りには、東京都の広さと同じ面積の森林が広がり、そ
こには、ジャガー、ピューマ、など68種類の哺乳類やオニオオハシ(ブラ
ジルの国鳥)、ハチドリなど多くの鳥類など、たくさんの生き物が生息して
いる。
今回は1月に行ったため水量は豊富で、まだ入口の小さな滝でも、その
水圧に圧倒される。
いたる所に滝が階段状に流れ、まさにグランドキャニオンにナイアガラの滝
を加えた感じがする。
とにかく凄いしか言葉がでてこない。
滝の裏側には、オオムジアマツバメが、天敵の鷲などから守るため巣が作られ
ている。
この後、さらに奥に進むのだが、あまりの水量でビデオを撮るのに精一杯
で写真は、撮れず残念。
水しぶきが凄く、水着で来ればよかった。
特に滝が近くに見れる展望台は、すごい雨の中、人だらけでビデオすら十
分撮影できず、ただひたすら水に濡れるだけだった。
今回の旅では体験できなかったが満月の夜雲ひとつない日の夜に
滝に虹がかかるらしい。
グアラニ族の人々は、満月時の虹のイグアスをを神のいる場所と思っている
らしい。
自分は、まだ昼のブラジル側のイグアスを、僅か1日しか体験していないが、
既に、この雄大な地形を目の当たりにして神の力の存在を感じずにはいられな
い。
3日目、イグアスの滝(アルゼンチン側)
滝までは、たくさんの蝶が舞う中、電車(トロッコ列車)で向う。
その後、徒歩で川に架けられた橋を歩く。

滝に近づくにつれ滝の轟音が響いてくる。
悪魔の喉笛は、映画インディージョーンズ/クリスタル・スカルの王国で3回落ちた
滝の3番目の滝としても有名。
悪魔の喉笛

世界一のイグアスの滝の中でも一番水量の多い場所。
ここだけで、ビクトリア滝の水量を凌駕する。
実際、この場に立つと体が滝に吸い込まれる感覚に襲われる。
その水量の凄さは、この世の物とは思えない、まさに悪魔の
表現にふさわ
しい絶景である。
ブラジル側のイグアス滝では、その規模の大きさに圧倒され、今回の
アルゼンチン側では、その水量の凄さに言葉を失った。
その後、再びトロッコ列車で移動しイグアス滝を横から 見るポイントヘ。
今回、その写真は1枚もない。
というのは、そこでカメラが水の影響で故障したため。
そこでも、凄い絶景が見られたが、いい写真が撮れず残念。
横から見るイグアスは、ブラジル側と同じで、イグアス滝の雄大さを感じた。
その後、再びトロッコ列車で移動しイグアス滝を横から 見るポイントヘ。
今回、その写真は1枚もない。
というのは、そこでカメラが水の影響で故障したため。
そこでも、凄い絶景が見られたが、いい写真が撮れず残念。
横から見るイグアスは、ブラジル側と同じで、イグアス滝の雄大さを感じた。
リオ・デ・ジャネイロ
サンバショー

ショーが始まるまでステージ上で女の子供がサッカーボールのリフティング
をミスなく繰り返している。
ガイドが言うには、彼女は、永遠にこれを繰り返すことができるらしい。
さすが、サッカー王国ブラジルだと思った。
サンバショーは、リオのカーニバルの雰囲気が味わえよかった。
また、世界各地の人々が、ステージにあげられ、その国を代表する歌を歌わ
される。最後はみんなが一緒になり世界平和が大切とメッセージが伝えられ
少しベタだが、なかなかいいショーだった。
当然日本人は、定番の「上を向いて歩こう」だったが、どーしていつも日本の
イメージは、この曲なんだろう?
4日目、コルコバードの丘

標高710mの丘。頂上には、高さ約30mのキリスト像がそびえたつ。
この像は1931年ブラジル独立100年を記念して建てられた。
山頂からは、リオの街全体が見渡される。
丘の上からの景色は、快晴もあり、すばらしい絶景だった。
キリスト像
海抜710mの絶壁の頂に立つ、高さ30m

キリスト像は、思ったより小さく感じた。
ポン・ジ・アスーカル

標高390mの丘。名前は‘ギザギザにとがった小島‘に由来するが、
見た感じは、むしろラグビーボール状の奇岩。
山頂には、2つのロープウエイを乗り継いで行く。
こちらの山頂からの景色も絶景で感動する。
ここからの景色も素晴らしかった。
日本でのガイドブックの写真を見ていると古い時代の物が多いのか、リオの
街並みは古めかしいイメージがあったが、実際この街を生で見て、リオの街は
オシャレで解放的で、ホノルル的で美しい街だと思った。

ただ治安が悪いのが欠点。
コパカバーナビーチ

リオで一番有名なビーチ。海岸沿いには、高層ビルが建ち並び、また
夏のためか、ビーチは、たくさんの人々で賑わいワイキキビーチと似
た雰囲気がある。しかもTバックの女性が見られ男にとっては、まさに
楽園。
実際、Tバックの女性はたくさん鑑賞できたが(バスの中から)、ツアーのため
20分ぐらいしかビーチにいられず残念。

しかし、この20分間は高濃度に濃縮されてブラジルのリオの開放感を堪能で
きた。
カテドラル

1976年に建てられた、高さ80m、収容人員2万人の教会。外見からは、
教会とは思えないが、中に入ると独特なステンドグラスの輝きに驚かされ
る。ヨーロッパの教会とは、ひとあじ違う教会。
私立劇場
マラカナン・スタジアム
収容人数20万人を誇る世界最大のスタジアム(現在は10万
人)
今回は、スタジアムに入れなかった。そのためもあるが、外からの観光だけで
は、このスタジアムの大きさはあまり感じられなかった。
アマゾン川

南米に流れる、全長約6500m(世界第二)、流域面積世界最大の大河。
水量は、全世界の河川の三分の二を占める。
この豊富な水量の大河や、その周りのジャングルには、哺乳類、鳥類、魚類、
爬虫類、 昆虫類、たくさんの生物、植物が生息している。
マナウス
トロピカル・マナウス・ホテル
アマゾンなので、もっとジャングルっぽい汚くワイルドなホテルを予想していたが
すごくきれいで素敵なホテルだった。
部屋の家具も凝っていてセンスがよかった。
5日目、ここから、アマゾンクルーズが始まる。

マナウスから観光船に乗りアマゾンを体験するツアー。2河川
合流点、ピラニア釣り、ジャングルトレッキングなどを楽しむ。
アマゾン川ではピンクイルカに出会い、ピラニア釣りではアナ
コンダに遭遇し、大アマゾンを十分堪能できた。
2河川合流点
ネグロ川とソリモインス川が合流している。
黒い川が、ネグロ川。茶色い川がソリモイスン川。
ネグロ川が黒さは、ジャングルの樹液のため。
ガイドが、高音を発すると、水面にピンクイルカが現れる。
小型ボートに乗り換え、ピラニア釣りへ
途中、アナコンダに遭遇する。
ピラニア釣り

2cm×2cmの肉片を針に付け竹竿で水面に音をたてるとピラニアが獲物
と思いやってきて餌に食いつく。それを吊り上げる。
はじめの内は全くつれなかったが、何回もトライするうちに少しずつ慣れてきた。

釣り上げたピラニア
あとで、油で揚げて食す。
不味くもないが、それ以上でもなかった。
ナマケモノと少年
この少年と一緒に、ジャングルトレッキングへ
夜は、ワニ狩りツアーに行く。
暗闇の中、懐中電灯の明かりをたよりにワニを捕まえるため
夜のアマゾン川をボートで2時間程さまよう。赤の目の光は
ワニ、緑は、アナコンダとのこと。
ようやく1m程のワニの捕獲に成功する。
その後は、胴体を切り落とし、ボートの上で尻尾のみさばく。
それをホテルのレストランで調理し、唐揚げにして食した。
臭みわなく、鶏肉に近かった。
6日目、セバスチャン広場とアマゾナス劇場

アマゾネス劇場は1896年に完成したイタリア・ルネッサンス
様式のオペラハウス。
実際、中に入ったが、確かにヨーロッパ的な建物だが、本場のそれと比べると
やや見劣りがする。しかし、ヨーロッパ的な建物がこの地にあることに意味があ
ると思った。
アドウフォ・リスボア市場
アマゾン流域で捕られた珍しい魚が並んでいる。
ピラルク1匹、約15万円らしい。