1日目、エンパイア・ステート・ビル

高さ381m、102階建てのマンハッタンの中央に位置する世界
一有名なニューヨークの象徴的ビル。
展望台は86階にあり世界中から年間250万人以上の観光客が
ここを訪れる。
エンパイア・ステート・ビルからの夜景

この夜景を見るのに3時間並ぶ。当初は、エンパイアの夜景を
見た後、マリオットマーキーズの最上階のBAR、TheViewに行く
予定だったが、行けなくなる。 
しかし、3時間並んだ事も忘れてしまうほど至福の感動が得られ
た。
2日目、リバティー島へ
リバティー島からのマンハッタン
自由の女神

アメリカの独立100周年を記念してフランスから寄贈され1886年
に完成したアメリカの象徴的像。
高さ46m、右手にはタイマツをかかげ、左手には独立宣言書を携
えている。
今回はテロ事件後のため自由の女神の中に入れず残念。
前回(1989年)は、自由の女神の中に入れ王冠や松明の所まで
登れた。
女神の中に入るのと入ってないのではかなり自由の女神のイメー
ジに差が生じると思う。
リバティー島桟橋
エリス島

1892年から1954年にかけてアメリカ移住を希望する人々移民管理局があ
った島。現在はエリス島移民博物館となっている。
バッテリーパーク
このモニュメント、昔ワールド・トレード・センターの前で見た気が
する。
グラウンド・ゼロ
この地に立つとあの日の事を思い出す。
実は、今回の旅は、もともと、2001年9月22日に行く予定で、
Airチケットもホテルも既に手配してあとは行くだけの状態だった。
その日の夜、たまたまテレビをつけると、いきなり煙を上げたワー
ルド・トレード・センターが目に飛び込んできて、数分後、2機目の
航空機がビルに突っ込み、その後、NYの旅もWTCも崩れ落ち
多くの人命が失われたあのシーンが蘇る。
あのシーンは、テレビで見てて映画のようであまり実感がなかっ
たが、こうして、その現場を目の当たりにすると、あの日に起きた
事は、現実であり、そう思うと、いたたまれない気持ちになる。
また、10年程前に、ここに2つのめちゃんこ巨大な建物があり
その大きさに驚かされた自分がいたが、今は、あんなに巨大な
ビルが、ここに消えていることに驚愕している自分がいる。
ヤンキース松井が住んでいるマンション。
55階に居るらしい。
国連本部

イースト川沿いに立つ高さ165m、39階建ての青いガラスのビル。
ビルの前には加盟国の国旗がずらりと並んでいる。
今回は1日観光で訪れたため時間がなく国連のガイドツアーに参加
できなかったため表面的な内装や建物しか見られなかった。
やはり時間があればガイドツアーに参加したほうがよい。
また前回(1989年)に比べ国連内に入るのに手荷物検査などきび
しく他国に入国するみたいで驚かされた。
ダコタ・アパート

ジョン・レノンがオノヨウコとともに住んでいたセントラルパークに面
する最高級アパート。1980年ジョンレノンはこのアパートの前で熱
狂的ファンにより射殺された。
またアパートは、映画「ローズマリーの赤ちゃん」の舞台としても有名。
イマジンの碑
ストロベリー・フィールズ

故ジョンレノンの曲「ストロベリーフィールズ・フォーエバー」にちなんで
オノヨウコによりデザインされた中央にジョンの平和の名曲「IMAGINE」
が刻まれている一角。
グラウンドゼロの後ここを訪れたため、より平和の大切さを感じた。
サウス・ストリート・シーポート

19世紀ニューヨークの海の玄関口として栄えた港町を、
再開発プロジェクトにより1983年にリニューアルオープンしたエリア。ここ
には4つの建物(フルトン・マーケット、サウス・ストリート・シーポー・トミュー
ジアム、スケルマーホーン・ロウ、ピア17)が立ち並ぶ。
今回はピア17に行ったが、3階建ての大型ショッピングセンターで、お店や
レストランがたくさんあるが、日本の大型ショッピングセンターとそんなに変
わらない感じ。
ただし、イーストリバー側のデッキに出るとそこにはイーストリバーに架かる
巨大なブルックリン橋が見える点は日本と大きく違っている。
ヤンキースショップにて
セント・ジョン・ディバイソン大聖堂

1892年に着工してから100年以上経つも今だ未完成の大聖堂。
完成までには、まだ50年かかるとのことだが、完成後は世界最大
のゴシック様式の大聖堂になるらしい。
今回たまたま1日観光で訪れここの存在を初めて知ったが、その内
装はパリのノートルダム寺院クラス、広さはバチカンのサンピエトロ
大聖堂クラスだった。ちょっと言いすぎかも。
ヘリコプターツアー

マンハッタンの夜景をヘリから堪能するツアー。
ワールドトレードセンターがまだ存在した前回と比べ今回は、それが
なく、またテロの影響でマンハッタンの上空を飛ばないため、やや迫
力に欠けるもそれでも凄すぎる夜景を堪能できた。
3日目、パーム・コートでの朝食         
セントラル・パーク

高層ビルに囲まれた南北約4km、東西約800m、総面積約3.4kuの
マンハッタンの中央に位置する公園。園内には、森林、芝生、池、スケー
ト場、美術館、動物園、レストラン(タバーンオンザグリーン)ストロベリー・
フィールズなどがある。
前回は夏で、芝生の上で水着で日光浴をしている開放的な公園だったが、
今回は冬でスケートをしている人々が見られ季節によっていろんな表情が
ある公園だと感じた。
完成間近のタイム・ワーナーセンターが遠方に見える。
タヴァーン・オン・ザ・グリーンでのランチ

セントラルパーク内にあるレストラン。夜には周りの木々がライトアップされ
世界で一番ロマンチックな場所となる。
メルヘンチックで女の子が喜びそうな雰囲気。
自分達は、昼しか行けなかったが、どうせ行くなら夜の方が
いいと思う。
午後、5番街で買い物

世界の高級ブランド店が軒を並べる世界一のショッピングストリート。
その中心は、セントラルパークの南、プラザホテルのある59丁目から、
エンパイア・ステートビルのある34丁目までに及ぶ。
前回は男同士で来たためまったく店には入らず通りを歩いただけで満
足して帰国したが、今回はいろいろなお店でショッピングを楽しみ、同じ
五番街でもお店に入る、入らないでこんなにもイメージが変わるとは思
わなかった。
 
ティファニー

オードリヘップバーンの映画「ティファニーで朝食を」でも有名な5番街
の高級宝飾店。1837年創立。
リバー・カフェ

定番のマンハッタンの夜景が堪能できる世界一ロマンチックなレストラン。


リバーカフェの公式ホームページ(英語)
リバー・カフェは、日本から直接予約をしていった。
また、NYに着いたあと、ホテルのコンサージュに窓側の良い席
になるよう依頼した。そのためか、窓側のベストなロケーションの
席だった。
マンハッタンをオーダー
リバー・カフェからの夜景
料理の味は、まずくはないが、日本のちょっとしたフレンチや
イタリアのレストランの方がおいしいと思う。
しかし、一番のメインディシュは夜景。
日本には、どこのレストランにもこんなにうまい料理はない。
ブルックリン・ハイツからのマンハッタンの夜景

よく絵葉書で見るニューヨーク定番の素晴らしい夜景が見られるポイント。
14年前、友人達とここに来て写真を撮ったが、その時は、曇っていてワールド
トレードセンターが、少し雲に隠れていた事を思い出す。
今回は、天気もよく美しいい夜景が目の前に広がっているが、昔と何かが大
きく違っている。そう、ワールドトレードセンターがないのだ。
それでも、夜景は、感動的に美しく、男でなく、とりあえず女と見られて幸せ。
ただ、ふつうのカメラで夜景を撮る技術もなく毎度のことながらリアルな夜景
写真がとれず残念。ビデオも同じ。今度来る時は、いいカメラと子供を連れて
ここに来たいと思った。
4日目、ピーター・ルーガー・ステーキハウス

創業1887年、マンハッタンの対岸ブルックリンに位置する。「ザガット」のNY
ステーキ部門で10年以上首位を続けるニューヨークNO1のステーキハウス。
霜降りではなく赤みの肉だが、肉本来のうまみがあり肩書きだけでなく本物の
店。
ブルックリンにあるため交通はやや不便。自分たちはタクシーで行った。
この途中の広大な墓地とその背後のマンハッタンのビル群の景色は圧巻。
また、カード不可なので注意。
VS神戸牛、松坂牛のステーキ
口の中でトロケル感覚では、日本のステーキの方が上
ただ、ピータールーガーのステーキは、噛みごたえがあり
かといって、硬くもなく、肉本来のうまみがあり、まさに肉そのも
のを食べてるかんじ、同じ赤身でもブロンコビリーなどの肉とは
明らかに違う。どちらがうまいかは、好みにもよるが、自分は
最近40歳を過ぎてから急に脂っこい物は胃にもたれるように
なってきたため、ピータールーガーのステーキはうまかった。
それでも、どちらか1つといわれれば、松坂牛。
ザガットサーベーのステーキ部門で、10年以上ナンバーワン
5日目、プラザホテルのエステ
VS NAGOMIスパ(グランドハイアット東京)
プラザの方は洋風、NAGOMIスパは、室内のバスは、石造りで
モダンな和風。個室の広さはほぼ同じだが、全体の広さは、プ
ールがある分、グランドハイアット東京の方が広い。
どちらがいいかは、洋風とモダンの好みによると思う。
プラザホテル

セントラルパークの東南、5番街の近くに位置する世界的高級ホテル。
プラザ合意や映画「ホームアローン2」でも有名。
1907年創業。2005年5月休業となるも2008年3月営業再開。
プラザホテルの部屋

日本から予約して行ったのに、チェックインの際、年末のため
なのか、ルームが空いてないと言う。すごく対応が悪くむかつく。
他の日本人の人は泣き寝入りしていたが、自分は、少し(?)
キレテ日本語で怒っていたら、受付の女が奥の部屋に行き、
上司と相談してきたのか1つだけ部屋が空いてるとの事、その
部屋に案内される。
部屋は、全体的に古く、ため息が出るほどゴージャスでもなく
インターネットの評判どうりだった。窓からの景色は最悪。
セントラルパークは勿論のこと、風景が何もない。建物の壁が
見えるだけ。バスルームは普通。ここまで書くとものすごく汚い
イメージになるが、日本のスタンダードなホテルの部屋より天井
が高く落ち着いた雰囲気はある。
ただ、値段とのバランスがとれていない。(ここがNYだということ
を差し引いても)
ただ、ネットのコメントを見ていると、人によって評価に差がある。
ピークでない時は、パークヴューの部屋や内装のもっとゴージャ
スな部屋に泊まって大満足している人もいて、部屋によって、か
なり差がある。今回、自分達はピーク時で、一番最後の部屋のた
め大満足できなかったのかもしれない。
VSパークハイアット東京、リッツカールトン大阪
少なくとも自分の宿泊した部屋と比較するとバスルームも含めて
部屋の内装は、日本のこれらのホテルの方が明らかに良い。
ただ、スイートルームになると違ってくるかもしれない。
レストランについては、比較しずらいが、同じ洋風のパームコート
とラベを比べると、どちらも内装はすばらしいが、歴史の差で雰囲
気はプラザ。
設備は、ジャグジー、プール等パークハイアットの方が良い。
スタッフの対応は、日本のホテル。
ただし、プラザのスタッフすべてが悪かったわけではない。たまた
まかもしれないが、年末で忙しくフロントの対応が悪かったが、
日本人の女性のスタッフや日本の帝国ホテルで数年働いていた
コンサージュの老人はとても親切な対応だった。
スペシャル・カウントダウン・ディナークルーズ
味は、リバーカフェと同じ。
船は、女性シンガーのムーンリバー、このすばらしき世界、
好きにならずにいられない等の歌を聴きながら自由の女神
にだんだん近づいていく。
カウントダウンは、自由の女神をバックに花火が、打ち上げられ
ニューヨーク・ニューヨークの大合唱。感動した。
デパートの窓飾り
クライスラービル
トランプタワーのクリスマスツリー

1983年、大富豪ドナルド・トランプによって建てられた多目的ビル。入り
口、ビル内はゴールドで彩られ、壁には滝が流れゴージャス。6階までは
高級ショッピングモール、21階から上は超高級アパート。
今回は、ビル内にセンスのよい赤いリボンを中心としたクリスマスツリーが
飾られていて素敵だった。
6日目、チャイナタウンへ

リトルイタリーの南に位置する中国人街。
中国の食材や中華料理店が立ち並ぶ。とにかく人が多くリトルイタリーより明
らかに活気がある。大半は中国人でここは中国ではと錯覚してしまう。
その後、ソーホー、ノリータ、リトルイタリーへ
タイムズスクエア

42丁目と7番街とブロードウエイが交差する三角地帯で、かつてニューヨー
クタイムズのビルがあり現在は世界で一番賑やかなエリア。
マリオット・マーキース
エレベーターにて最上階のBAR、TheViewへ
レインボー・グリルからの夜景
レッドとグリーンでライトアップされたエンパイヤステートビルが、
目の前に迫り、周りの夜景が、オレンジ色に輝き、まさに絶景
今回のNYの旅では、ここの夜景が一番すばらしかった。
レインボー・グリルのディナー
味は、リバーカフェと同じ。
ロックフェラー・センターのクリスマスツリー
ロックフェラー・センターのクリスマスツリー
レインボーグリルは、ロックフェラーセンターの65階に在り、1階
に降りて外に出るとクリスマスツリーの光の世界が、目に飛び込
んでくる。
東京、横浜、名古屋、大阪、いろいろ素敵なクリスマスツリーを
見てきたが、やはり、ロックフェラーセンターのクリスマスツリー
がナンバーワン。
プラザホテルのフロント
エレベーター前にて
パーム・コート

プラザホテルの玄関にある豪華なレストラン。
<注意>2005年5月〜プラザホテル営業休止
ワン・セントラルパーク・サウス

プラザホテル一階にある高い天井に赤色の巨大シェードを被せたシャンデリ
アがいくつも吊るされている内装のレストラン。
<注意>2005年5月〜プラザホテル営業休止

プラザの最上階はどうなっているのか気になって行ってみたら
こんな部屋が在った。
さらに奥に行くと部屋があったが、客室と言うより、定かではな
いが、誰かが常駐している感じだった。
7日目、帰国

今回の旅で一番印象に残ったのは、多すぎて決めれない。
まず、ニューヨークの夜景。赤と緑でライトアップされたエンパイアステートビル
と、そこからのオレンジの宝石箱のような夜景。レインボーグリル、リバーカフェ
の大人の夜景。カウントダウンクルーズの夜景とニューヨークニューヨークの
大合唱の感動。ロックフェラーセンターのクリスマスツリーの美しい夜景。ヘリツ
アーでの圧倒的な夜景。どれも感動した。
プラザホテルに泊まれたことも、ピータールーガーステーキハウスの肉の味も
思い出になった。
冬のニューヨークは、クリスマスやカウントダウンも楽しめるのでお薦め。
今回の旅では、タイムズスクエアのカウントダウンを体感できなかったので、い
つかまた、フリーダムタワー完成後、その夜景と合わせて子供と一緒に来たい
と思った。

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