カナディアンロッキー
<レイクルイーズ>
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<モレーン湖>
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モレーン湖 | 背後に標高3500m級の連山、テンピークスを抱く、旧20ドル 紙幣の絵柄にもなったターコイズブルーの美しい湖。 9月末には、積雪のため道路が閉鎖されるため、10kmの道 のりをクロスカントリーで見に行く人もいるらしい。 今回の旅では、いろんな形のモレーン湖を堪能した。バンフに 着いて、翌日の早朝モレーン湖ツアー、曇りのためテンピーク スは全く見れず。その2時間後のヨーホー1日観光ツアーでの モレーン湖。予想通り全くテンピークスは見えず。しかも雨。さ らに、そこでビデオカメラを落とし、雨のため歩道に流れる水に 水没。ビデオは、破壊。最悪。翌日は、モレーンには行かなかっ たが、曇り後雨。一度も青空は拝めず。しかし、ガイドの人が明 日は、天気予報では晴れと言われ、もう一度、2人分の金額を 払い明日の早朝モレーンを予約。本来ならバンフスプリングス ホテルで10時までゆっくり過ごす予定が朝6時出発になる。 その後、雪が降ってくる。「えー」と思う。明日は快晴のはずでは。 その後も雪は降りやまず部屋から外を見ると一面雪景色。しか も車は雪のためスリップしている。モレーン湖へ通じる道は、例 年10月には雪のため封鎖になる。大丈夫ナノダロウカ? それ以上に事故が心配になる。明日はキャンセルすべきか悩む。 しかし、もう深夜1時でTELするわけにもいかない。不安のまま床 に就く。朝になる。ガイドの女性が迎えにくる。「ぶっちゃけ、行けま すかね?」「行ってみないとわかりませんが、キャンセルしてバン フに残ってサルファー山に行くよりは、モレーンの方に行った方が まだ天気がいいかもしれません。」「昨日ツアーで見られなかった ペイト湖にタクシーで見に行った方がいいですかね?」「あちらは もっと厳しいと思います。何箇所かに行くよりモレーン湖とレイクル イーズに絞った方がより確実だと思います」と的確で誠実な返事 が返ってきた。雪はやんでいた。よしこの人を信じよう。そして出発 した。 やはり、国道は封鎖されていて旧国道を走ることになった。 途中、雪の重みで木が倒れている。車の事故現場の横を通り過 ぎる。やはりモレーンロードは、封鎖されてるにちがいないと不安 になる。しかしモレーンロードは、封鎖されていなく、今までと違い 霧も少なく、雪化粧の木々の中、期待を膨らませて現地に向かっ た。この間、ガイドの女性の「絵葉書の様な写真もいいですが、定 番じゃない、その人オリジナルの写真の方がもっと素敵ですよ」 と言った言葉が心に残った。旅でも人生でも、すべて完璧なものが 一番ではないと感じた。そして到着。人は殆んどいなくシーンと静 まりかえっている。湖を覗き込む。そこには、テンピークスは、や はりなかった。しかし、そこには今まで見たことのない雪と湖の白 銀の幻想的世界が広がっていた。自分は、ここで絵葉書にないオ リジナルの写真を撮った。今回の経験は自分の写真感に大きな影 響を与えたと思う。 しかし、それでもやはり絵葉書の様な定番の写真も撮りたい。これ らを撮りきって、その欲を満たして卒業したら、オリジナルの写真の すばらしさが、もっとわかるのではと思うもうひとりの自分がいる。 そして、そのもう一人の自分は、欲に対しては100%全力でやりき らないと納得できないタイプだった。 そのため、その後、再び(4回目)シャトーレイクルイーズから、タク シーに乗りモレーン湖へ。 そして、ついにテンピークスを背後に青空の下のコバルトブルーの モレーンレイクと対面できた。さらに、この旅はモレーン湖で始まり、 モレーン湖で終わろうと思い、夕刻の湖を観賞しようと夜8時まで、 そこに滞在したが、夕刻の景色は微妙な景色だった。 まさか、この判断が、後にレイクルイーズであんなことになるなんて この時の自分は、全く思っていなかった。 今回の旅は、最後までモレーン湖にやられっぱなしの旅だった。 |
A |
レイクルイーズ | 背後に標高3464mのビクトリア氷河を抱く「カナディアンロッキー の宝石」と称されるエメラルドグリーンの美しい湖。 長さ2km、幅500m、水深90m(最大) 今回の旅では、モレーン湖と同様にいろんなタイプのレイクルイー ズを堪能した。 一つめは、2日目、初めて訪れた雨で殆んど見えなかった雨のレ イクルイーズ。二つめは、3日目、その日の観光も雨と雪でまとも なカナディアンロッキーらしい景色が一つも見られず落ち込んでい る時、そのツアーで最後に立ち寄った曇りだが、美しく輝いていた レイクルイーズ。三つめは、最終日の前日大雪が降り、その翌朝 の、まだ霧がかかった幻想的な雪化粧のレイクルイーズ。 四つめは、その後、晴れてきて自分としてはほぼ完成された青空 の下のレイクルイーズ。私は、これで満足してしまい、その後は、 モレーン湖に移動し16時〜20時まで景色を堪能していた。 そして、大満足で、ホテルに戻った。 部屋に入り、何気なく窓から外の景色を眺めると、暗闇なのに目の 前に巨大な白い山が迫ってきた。こんなの日中なかった。よく観察 すると、星が輝いていて雲ひとつない。湖の一番奥には、先ほどの 巨大な白い山が見られ、その稜線がはっきりとわかる。 しかも満月のため湖にその白い山、ビクトリア氷河が逆さに映って る、100%完璧なレイクルイーズがそこにあった。ただしモノクロ。 自分が、日中満足したのは、かなり不完全なものだったんだと悟っ た。あの時、モレーン湖の夕日を見ようと欲をださず、あのまままっ すぐに戻っていればと後悔した。 このシーンを、デジカメ、ビデオで撮影するも映らず。結局、心の写 真に収めた。 今回は一人旅だったので、いつか、今妊娠4か月の子供と妻と3人 で、100%のレイクルイーズを見て、この心のアルバムにあるモノ クロ写真をフルカラーに変えたいと思った。 今回の旅では、このモノクロの100%完成されたレイクルイーズが テンピークスはないものの、幻想的な絵葉書にない白銀のモレーン 湖、4回目でついに見たテンピークスのある定番のモレーン湖、同様 一番心に残るシーンとなった。 シャトーレイクルイーズからモレーン湖までは、タクシーで片道50 カナダドル。20分観光して戻る往復コースは70カナダドル。 タクシーといっても一般のタクシーと違い6人乗りのので車。 一人だとドライバーとマンツーマンの英会話教室になる。 ゆっくりしゃべってくれるので比較的聞き取りやすい。 カナダ人は、のんびりしてるので、ホテルの受付の人が15分後に 来ますといっても、それを信じてはいけない。今回私は50分後にタ クシーが来た。 シャトーレイクルイーズでは、日本人のスタッフや日本語の堪能な 男のカナダ人の人がいるので安心。 モレーン湖からの帰りは、モレーンレイクロッジの受付でタクシーを 呼んでもらえるので心配ない。 |
A |
<その他、タカタウ滝、エメラルド湖、ボウ湖、ナチュラルブリッジなど>
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タカタウ滝 | 落差378m、先住民族の言葉で「すばらしい」 という意味をもつ滝。 今回の旅では、あまり期待していなかったが、実 際滝を目の前にして予想以上の迫力に圧倒され た。また滝のすぐ真下まで行くことができ十分滝 を堪能できた。 |
A〜B |
エメラルド湖 | エメラルドグリーンに輝く、ヨーホ国立公園最大 の湖。 背後の山は、雲に隠れていたが、湖は透明で、 透明な湖に沈む倒木の風景が一番印象に残っ た。 |
B |
ボウ湖 | ボウ川の水源になっているボウバレーの氷河 が溶ける水によりできた氷河湖。 雲が僅かにかかった背後の山と黄色の秋の風 景が印象的。また湖は、青く透明で静寂というよ り川のように流れていて、その音が心地よかった。 |
B |
ナチュラルブリッジ | キッキングホース川の水流が、長年の歳月を かけて浸食し続けて出来上がった自然の石橋。 自然にできたとは思えない石橋だった。 近づいたら吸い込まれそうな迫力があった。 |
B |
アサバスカ大氷原 | 総面積325uに及ぶ巨大氷河、コロンビア大氷 原から流れ出すいくつもの氷河のひとつ。 3500m級の山々に囲まれたアサバスカ氷河ま で6輪駆動の雪上車で近づける。 今回は、雪のため視界が悪く、絶景を十分堪能 できず残念。しかし、雪に曇る標高3450mのア ンドロメダ山の姿は印象に残った。 |
B |
カナディアンロッキーの紅葉 | メープル街道の秋は、紅色に染まるが、カナデ ィアンロッキーの秋は、紅色でなく黄色に染まる。 今回の旅では、まさに黄色に染まった木々が見 られよかった。また秋なのに降雪があり黄色の 木々に雪が舞う風景は不思議なかんじがした。 |
B |
A | 絶対行くべし |
B | お薦めする |
C | どちらでもない |
D | あまりお薦めしない |
E | 行くべきじゃない |